こんにちは。
家族関係改善オープンマインドカウンセリング
心理カウンセラーの とよたなおこ です。
「自分責めのクセに気づくヒント」では次の2つをお伝えしました。
・「ちゃんとできない自分はダメ」と思っていることに気づく
・「自分はダメだ」と感じたときのその奥の本当の気持ちに気づく
自分を責めるクセは長い時間をかけて身についたもの。
そのクセに気づくことができたなら、それは大きな一歩です。
「気づいたあと、どうすればいい?」
ここでは、落ちついて対処できるようになる2つの方法をご紹介します。
気づいたあとの2つの対処法
1.「ちゃんとできない自分はダメ」と思う場面を知っておく
ちゃんとできない自分を責めてしまうスイッチが入るのはどんなときでしょう?
たとえば
・人前で話すとき
・失敗しそうなとき
・誰かから頼まれごとをしたとき
あなたはこれまで色々な場面で、「ちゃんとできない自分はダメ」と何度も何度も思ってきたのではないでしょうか、
でも、「私は○○なときにそのスイッチが入りやすいんだ」と知っておくことで、気持ちの準備をしやすくなります。
まずは、どんなときにスイッチが入りやすいのかを、確認してみましょう。
書き出してみると、より分かりやすくなるかもしれません。
2.本当の気持ちに気づいたら、自分にやさしい言葉をかけてみる
「私はダメだ」と感じたとき、その奥には「嫌われたくなかった」「認めて欲しかった」など、本当の気持ちが隠れています。
その気持ちは、ずっとあなたが大切にしてきたあなたの気持ちです。
本当の気持ちに気づいたときには、自分にやさしく声をかけてあげましょう。
・「○○って思ってたんだね。わかるよ」
・「そんな風に感じるのは、当たり前だよ」
・「わかってあげられてよかったね」
すぐに受け入れられないこともあるかもしれません。
まずは、声に出して自分自身に言葉をかけてあげましょう。
そうしてあなたの中に小さな気づきや変化が生じたならば、それを大切にしてください。
おわりに
この2つの方法を意識し、やってみることで、少しずつ自分責めの苦しさからラクになっていけるでしょう。
時間がかかっても、焦らなくて大丈夫です。
あなたがあなた自身の味方になって、自分責めのクセに対処していきましょう。