こんなふうに感じることはありませんか?
「なんでこんなこともできないんだろう」
「また迷惑をかけてしまった」
そんなふうに、自分で自分を責めてしまうことはありませんか?
誰かに責められたわけでもないのに、
心の中で「私が悪かったのかも」と、何度も思い返してしまう。
それは、もしかすると長い時間をかけて身についたクセなのかもしれません。
そんな「自分責めのクセ」に気づくためのヒントを2つお伝えします。
自分責めのクセに気づく2つのヒント
ヒント1:「ちゃんとできない自分はダメ」と思っていることに気づく
「ちゃんとしなきゃ」
「ちゃんとできないと、迷惑をかける」
そんな思いが強くなっているとき、自分責めのスイッチが入りやすくなります。
もしかすると、幼いころから「失敗しないように」「期待に応えられるように」と
まわりの空気を読みながらがんばってきたのかもしれません。
でも、そのがんばりが今も自分を苦しめているとしたら、
少し立ち止まってみてもいいかもしれません。
「あ、今、ちゃんとしなきゃと思ったな」と気づくことから始めましょう。
ヒント2:「私はダメだ」と感じたとき、その奥にある「本当の気持ち」に気づく
失敗したとき。人間関係がうまくいかなかったとき。
「私はダメだ」「私なんかいない方がいい」
そんな強い言葉で、自分を責めていませんか?
こうした言葉の奥には、とても繊細で、まっすぐな気持ちが隠れていることがあります。
たとえば
・「あの人に嫌われたくなかった」
・「頑張っていることに気づいて欲しかった」など
このような気持ちは、子どものころから上手く言葉にできなかった「本音」かも
しれません。
自分を責めてしまうときには、本当はどんな気持ちなんだろう?と問いかけてみることが
自分責めのクセに気づく第一歩になります。
おわりに
自分責めは、かつてあなたが一生懸命頑張ってきた名残りとも言えるでしょう。
でも、もし今「ちょっと苦しいな」「疲れたな」と感じるとしたら、
そのクセに気づいてあげてもいい時期なのかもしれません。
あなたのペースで少しずつ、気づき始めていきませんか?