自分を責めてしまうのはなぜ?

「また、自分を責めてしまう・・・」そんな苦しさ、ありませんか?

何か失敗してしまったときに、
「なんでこんなこともできないんだろう」
「私が悪いんだ」
「もっとちゃんとしなくては」
こんなふうに自分を責めてしまって、苦しい気持ちを抱えていませんか?
なぜ、こんなに自分を責めてしまうんだろう。と思うことはありませんか?

その「自分責め」は、こころのクセかもしれません

実は、こうした反応は、あなたがダメなのでも、悪いのでもなく、
こころにしみついた“クセ”が関係していることが多いのです。

私たちのこころは、幼少期の体験や学校・社会での体験、家族との関係の中で
いつの間にか身についた“考え方や感じ方のパターン”を持っています。
私はそれを「こころのクセ」と呼んでいます。

たとえば・・・
 〇子どもの頃から「ちゃんとしなさい」と言われて育った人は、
  「ちゃんとできない自分はダメだ」と感じやすくなるかもしれません。

 〇親が怒ったり、無視したりしていた家庭で育つと
  「何かあると自分のせい」と思ってしまうかもしれません。

 〇学校や職場で「○○さんのように、あなたももっとがんばらないと」
  と言われた経験が、「自分は劣っているからダメだ」という思い込みに
  つながっているかもしれません。

このような背景から、自分を責めるクセが無意識のうちにこころに
沁みついていることがあるのです。

このクセは、今のあなたには苦しいものですが、
その当時のあなたにとっては、きっと必要な反応でもあったのです。

そのクセに気づいたとき、変化がはじまります

そうだとしても、やっぱりこの辛さや苦しさを何とかしたい。
そんなふうに思うことは自然なことです。
そして、自分責めのこころのクセは
気づけば、少しずつ変えていけるものなのです。
では、どうすればいいのでしょうか?

そのヒントを
自分を責めるクセに気づくには』でご紹介しています。
よかったらご覧になって、参考にしてみてくださいね。